私の王子様は…


私達はファミレスから少し離れた所にある
公園にきた

「……ヒック…ウッ…」

「平気?」

「駄目…ウッ…へ~きじゃ…ヒック…ない~」

「水野…」

川崎くんは私を落ち着かせるように
抱き締めた

「俺なら…お前を泣かさないから…」

「…ヒック…」

「だから…俺にしろよ…」