「ねえ、りんー。今日お兄さんいる?」
あやが隣から声をかけてくる
授業中だというのに
今は4時限目
家庭科
食のバランス的な授業を受けている
優しい先生なため
真面目に授業を聞いているのは
ごくわずか、限られた人のみ
私もそのうちの一人になっていたはずなのに
あやがしつこく話しかけてくる
「ねえ、りんってばー聞いてるー?お兄さん、居るのー?」
「お兄さん、お兄さんって、
兄ちゃんがすきなのかー?おい!」
あやが隣から声をかけてくる
授業中だというのに
今は4時限目
家庭科
食のバランス的な授業を受けている
優しい先生なため
真面目に授業を聞いているのは
ごくわずか、限られた人のみ
私もそのうちの一人になっていたはずなのに
あやがしつこく話しかけてくる
「ねえ、りんってばー聞いてるー?お兄さん、居るのー?」
「お兄さん、お兄さんって、
兄ちゃんがすきなのかー?おい!」
