こんこん
ノックが聞こえてドアが開いた。




振り向くとさっきの彼が立っていた。


「…調子はどうだ?」



「お陰様で、大分よくなりました。」


「…そうか…良かった…なら、ちょっといいか?」

「…はい?」


そう言うと彼はこっちに歩いてきて……



私のスカートをめくった…


「ひゃっ!
な、なにするんですか!!!!?」


彼はそんな私の声をスルーしてこういった…



「この傷どうした?」



彼の視線は私の太股にあるいくつかの痣に集中していた。


「なっ、なんでもありません!」


わたしはあわててスカートから彼の手を振り払った。