私に二人が注目する
私は走ってその場を逃げた
[待てよ!]
優斗が追いかけてくる
隣は私を見つめるだけだ…
ガッ
私は捕まった
[なんで逃げるんだよ…]
[私…]
“優斗…”
といいたかった…
けど言えなくて…
言ったら隣との関係が崩れそうで…
優斗は幼馴染みとして好き
隣は…なんか自分でもわからなくて…
私は黙りこんだ…
[そうか……やっぱりお前は隣なのか…?]
[いや…別に…そういう]
[そうなんだろ!]
優斗は私の話をさえぎり大きな声で怒鳴った
私はうつむきなにも言い返せなかった
[もういいよ]


