「なぁーんだっ、違うんだ……。ちょっとガッカリぃ」
ガッカリしているあたしとは正反対にホッとしているような顔を浮かべる海。
なんか気になるけど、とやかく言うものじゃないよね。
そっとしておこーっと。
「それより海、入ったら?」
「あ、あぁ…。そうだな」
あたしが窓際まで寄ると海は少し焦りながらもいそいそとあたしの部屋に入ってきた。
「あっ。今日ね、お父さんがいるんだ。だからあんまり騒がない方が身のためだと思うよ」
サラリと忠告すると案外すんなり「うん。わかった」と言った。
「……あっ、今日ね。清香姉ちゃんが帰ってくるんだよっ!!海、清香姉ちゃん好きだったよね?」
「清香さんが?好きだったけどそれは子供の時の話だろ?今はオレたち高校生なんだし好きな人も変わるだろ」
少し冷たく言い放つ海。
なによぅ!!なんか今日の海おかしーいっ!!
沈黙がイヤだから話をしたのにサラリと交わして……。
会話は続かないじゃないの。
ガッカリしているあたしとは正反対にホッとしているような顔を浮かべる海。
なんか気になるけど、とやかく言うものじゃないよね。
そっとしておこーっと。
「それより海、入ったら?」
「あ、あぁ…。そうだな」
あたしが窓際まで寄ると海は少し焦りながらもいそいそとあたしの部屋に入ってきた。
「あっ。今日ね、お父さんがいるんだ。だからあんまり騒がない方が身のためだと思うよ」
サラリと忠告すると案外すんなり「うん。わかった」と言った。
「……あっ、今日ね。清香姉ちゃんが帰ってくるんだよっ!!海、清香姉ちゃん好きだったよね?」
「清香さんが?好きだったけどそれは子供の時の話だろ?今はオレたち高校生なんだし好きな人も変わるだろ」
少し冷たく言い放つ海。
なによぅ!!なんか今日の海おかしーいっ!!
沈黙がイヤだから話をしたのにサラリと交わして……。
会話は続かないじゃないの。

