「―――…あっ!!梨香!!」

「ん?今度はなに?」



食事を清香姉ちゃんと鷹司さんで話しながら採っていたあたしはいきなり話を振ってきた清香姉ちゃんを眉を寄せて見た。



「そんな顔しないでよ〜」

「じゃあ、なんなの?」



用件を聞かないとあたしは眉を寄せたまんまだよ。


ジーッと見ていると清香姉ちゃんは言いづらそうにあたしから目を反らす。


なんか怪しい……。



「あの、さ」

「うん」

「さっき、梨香"あたしには関係ない"って言ってたじゃんか?」

「うん」

「実は関係大有りなんだよね〜…って言ったら怒る?」

「うん。……え、は!?当たり前でしょ!!」