御曹司の秘書さんのため息◆


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会場に戻り、
昴に一言伝えてから、

クルリとあたりを見回すと、

「・・あ。いた。」

壁際にひときわ
華やいでいるレイナを見つけた。


数名の男性に声をかけられているが

あぁ、あそこの専務の息子と・・・

なんて少し離れて
見物していると、
気が付いたレイナと目があって
少し睨まれながら
目配せされる。


あぁ。
助けろって??


別に、いいじゃないか。
男どもも、君の魅力に引っかかって
声をかけてるんだろう??




しびれを切らしたのか、
「武さんっ!」

レイナの方から
近寄ってきた。


男どもはしぶしぶと去っていく。


「・・・お待たせいたしました。
 楽しまれていましたね??」

「どこが?!!」

むぅっと不機嫌そうに
彼を睨む。