御曹司の秘書さんのため息◆


大体、仕事がら
そういう情報は覚える方だ。

何かと役立つからな。


「・・・仕事ですから。」

「・・・っ そう・・・」


だから、
そういう風に、ちょっと傷ついた顔をされても
困るし、疲れるだけだ。


「・・・
 仕事ですから、今 貴女の隣に立っています。」

「!!・・・・・っ。

 はっきり言わなくてもいいじゃないっ。
 迷惑を承知で誘っているのだから。」


もうっ、と言ってレイナは一気にワインを飲み干した。


ほんと、コロコロ表情がかわる女だな。