昴様は、
はぁ。と 息を整えて、
しっかりと 俺を見つめた。
「あのな、武。
俺は、たぶん、お前が隣にいなきゃ仕事ができん。
もちろん。死ぬことはないだろうが、
どうせ 仕事をするなら、お前と一緒にがいい。
気に入ってるんだ。」
「・・・。」
ぶわっと、背筋からうわっと何かがこみあげて
顔が赤くなる。
ときめくとはちがう、仕事に対しての、上司からの絶対的信頼感。
うれしいを超えた、光栄。
「レイナに、周りを固められて、家族を盾に取られて、関係を求められたら
どうする?
武、優しいから、家族のために 決断するだろ?」
まぁ、そうかもしれないが。
「・・・。でも、昴様に守っていただく義務はありません・・・」
「あはは。そういうと思ったから、
勝手に守ってたんだ。
だって、むりやり 武を失いたくない.」
「・・・きょ、今日の昴様、
突っ込みどころ満載なくらい、甘い。ですね。」
聞いてるほうが 恥ずかしい。
おもわず、顔が熱くなるが、昴様は、けろりとした表情で「普通だろ?」といった。

