御曹司の秘書さんのため息◆


「武は、カレーが好きだ。っていうから、
 「毎日、食べれるカフェとかあったら、来るかもね」
 っていって、二年ぐらい外国に行くようにせっかく仕向けたのに、
 
 帰ってきて、カレー店、開いたんだよな。」


昴様は、自分の机の引き出しから、
がさがさと、レイナの店が乗っている雑誌を持ってきて
ページを開く。


「ほら。
 今では、5店舗展開のなかなか いいカフェになってる。」

「・・・あぁ。正樹から、聞きました。」


「なんだよ。しゃべっちゃったのか正樹兄ぃ。
 
 えぇと・・・あとは・・・」

「まだ何かあるんですか!?」


なんなんだ、いったい。


「ある。お前のマンションの警備を3回ほど変えたのは俺だ。
 レイナが、警備会社を買収して
 お前のことを監視しようとしてから、
 阻止しようと思って。

 あと、お前の姪っ子が通う幼稚園も 神原のグループだぞ?

 それは対応が遅れて、どうしょうもなかった。
 すまん。」


「えぇっ。」


なんだ、俺の知らないところで なんか すっごい動いてる?