「武は、カレーが好きだ。っていうから、
「毎日、食べれるカフェとかあったら、来るかもね」
っていって、二年ぐらい外国に行くようにせっかく仕向けたのに、
帰ってきて、カレー店、開いたんだよな。」
昴様は、自分の机の引き出しから、
がさがさと、レイナの店が乗っている雑誌を持ってきて
ページを開く。
「ほら。
今では、5店舗展開のなかなか いいカフェになってる。」
「・・・あぁ。正樹から、聞きました。」
「なんだよ。しゃべっちゃったのか正樹兄ぃ。
えぇと・・・あとは・・・」
「まだ何かあるんですか!?」
なんなんだ、いったい。
「ある。お前のマンションの警備を3回ほど変えたのは俺だ。
レイナが、警備会社を買収して
お前のことを監視しようとしてから、
阻止しようと思って。
あと、お前の姪っ子が通う幼稚園も 神原のグループだぞ?
それは対応が遅れて、どうしょうもなかった。
すまん。」
「えぇっ。」
なんだ、俺の知らないところで なんか すっごい動いてる?

