「おはよう。昴。
この作品を ここに飾ろうかと。」
「何言ってんだよ。始兄さん。
ここは、この書類棚どかせないから・・・
あっ。天井からか!?」
「そうそう。こんな風に、」
「斜めにか・・・」
「って、おいおい!ダメです!!」
二人で納得しそうになってる所にわりこんで入っていく。
「まず、おはようございます、昴様。
そして、もう 仕事のお時間ですのでお引き取りを!始さん!」
これ以上、こんなことで時間取られたくない。
まったく。
何が、斜めか・・・だよ。
この部屋に無理やり なぜ飾る。
きっと、この絵をほしいというやつは何人かいるだろう?
「ーーーいるけどさ。
この絵をほしいっていうやつ。でも僕は昴にあげたいんだよ。」
ちょっと、いじけたように始がつぶやく。
「・・・え?」
「はは。--顔に、すぐ出るんだよな。
市川、武。」

