気まぐれ彼等とふわふわ猫

『やめてっ!彼方さん助けてっっ!!』

その時なぜか彼方の名前を叫んだ。

「うるせぇな!黙れっ!」

そう言って男は腕を振り上げた。

殴られる、そう思って覚悟をして目を強く瞑った。


・・・が、いつまでたっても痛みが襲ってこない。

不思議に思ってゆっくりと目を開けると・・・


彼方「汚ねぇ手でそいつに触んな。」

と言って男の腕を掴んだ彼方がいた。

「は、はな バキッ」

男が喋り終える前に彼方は男を殴っていた。

「く、くそっ!よくもっ!」