気まぐれ彼等とふわふわ猫

いろいろ言っちゃったけどまぁいいでしょ。

それよりはやく学校行かなきゃ。

そう思って歩き出した…


…はずだったけど前に進んでいない。

後ろを振り返ると一人の不良が腕を掴んでいた。

「君って無自覚なんだね~」

「俺らは君と遊びたいんだよ?」

「だから大人しくしな?」

男達は気持の悪い笑みを浮かべて笑っていた…。

『はなしてっ!ふざけないでよ!なんであんた達なんかと遊ばなきゃいけないの⁉︎やだ!』

「暴れんなっ…大人しくしろ!」

『いたっ…』

腕を掴む力が強くなって腕に痛みが走った。



…その時だった。




「おい。何をしている」