気まぐれ彼等とふわふわ猫

彼方side

夢宇「こんなに…美味しい、もの…久しぶりに食べ、た…」

そう言って夢宇が泣いたとき、誰もが息をのんだだろう…。

夢宇が泣いてるのに…綺麗だと、思ってしまった…。


“オムライスを知らない”

嘘だと思った。

誰でも食べたことのある食べ物だと思っていた。

金持ちでも貧乏でも、一度くらいは食べたことがあるだろう…。

夢宇「薬、みたいな味のものばかりで…美味しくなくて…世の中こんな食べ物しか、ないんだって思ってた…っ、でも、こんなに美味しいものも、あるんだねっ…」

薬…?

夢宇が今までどんなものを食べてきたのか…。