気まぐれ彼等とふわふわ猫

なんだか生活していけそうな部屋だな…と思った。

…私がいたところは必要最低限のものしか置いてなかったから、正直“羨ましい”と思ってしまった。

優「…夢宇ちゃん?どうしたの?」

『あ、ううん。なんでもないよ』


暗くなっちゃだめだっ!


…小さく震えてたのは優さんにはわかっちゃったかな?


雷都「夢宇ちゃん、何飲む?」

『あ、何があるの?』

雷都「うーんと、焼酎とビールとオレンジジュースとココアと紅茶とコーヒー…かな?」

『…えっと、じゃあココアで』

左の扉からひょこっと顔を出して聞いてきた雷都さん。

少し経ったら直ぐに持ってきてくれた。