棗さんは不思議そうな顔をしていたけど倉庫に入るときには何も気にしてないようだった。

雷都「はい、どうぞ。お姫様」

雷都さんは変なことを言いながら扉を開けた。


みんなはどんどん奥へ奥へと進んで行く。

今回ばかりは棗さんも先に行ってしまった。

『ど、どうしよう・・・』

と、一人おろおろしていると

「誰だ、お前?」

「ここで何してるの?」

近くにいた男の人二人に話しかけられた。

『えっと、その・・・』

「一般人がここに来るんじゃねぇ」

「危険だから帰ったほうがいいよ?」

…なにこの人達。

『うるさいなー…ほっといてよ』

軽く挑発的な態度をとってそのまま倉庫から出ようとした。

彼方「どこに行く」