気まぐれ彼等とふわふわ猫

棗「夢宇さん・・・」

『食べたくないからって食べなかったらまた倒れちゃうしね・・・』

彼方「また・・・?」

『あっ・・・』

しまったと思って急いで口に手を当てる。


大輔「なんだ、夢宇。お前倒れたことあんの?」

『・・・』


大輔の質問には答えずにだまって俯いた。

棗「そういうことは詳しく教えてくれないかな?」


もう何を言っても無駄だよね・・・。

正直に言おうと顔を上げる。