「逢瀬、終わったー?」




紺野君がダルそうな声であたしに言った。




あたしと紺野君は今日当番で放課後二人で残っていた。




あたしは日誌を書き、紺野君は見ている感じ。




いつもは前を向けてるいすも、今日はあたしの方を向いている。



それだけで、ドキドキしてる。