そう言うと紺野君は皆んなの輪の中へ戻って行ってしまった。


それに気づいたのか恋梨ちゃんは私のところへ寄ってきて



「はぁ…はぁ…で紺野君に話ししたの…？はぁ…」


恋梨ちゃんは私以上に動いていたためバテバテだった。


「あのね…シルバーウィーク遊ぶ事になった」


「え！？」


「4人で」


そこ重要だよね。


「えぇー！？！？」


4人だと言った途端にもっと大きな声を出した恋梨ちゃんに思わずびっくりしてしまった。



そして私が答える暇もなく


「え、4人って！？間々原くんと十和と紺野君と私…！？」

パニクってワタワタする恋梨ちゃん。


「って、十和、間々原くんと気まずいんじゃなかったの…！？」


「あっ…」


そう言われて気づく私。