え、え、それってもしかしてみんなの噂になるやつじゃ…。


って思って恋梨ちゃんを見ると案の定すごくニヤニヤしてる。



確実にみんなに見られちゃってるって事だよねぇ!?



体育館にはかなり人がいたし…。



「十和動ける?まだもうちょっとここで休んでる??」


恋梨ちゃんが気を使ってそう言ってくれるけどちゃったした軽い貧血だしもう大丈夫だとは思う。



それより私は紺野君達のサッカーの試合が見に行きたい。



私は保健室のベッドから降りた。



すると恋梨ちゃんはギョッとした顔で私を見つめる。



「え、もう大丈夫なの!?」



「大丈夫だよ!」



それより急がないと…!!