好きなんて言えないよ。

少し3人で話していると梨恋ちゃんがすごい勢いで走って私たちのところまで来た。



「お待たせ〜。おはよ〜」



少し息の上がっていているのかちょっと顔が赤い気がする。



あ、それとも紺野君の私服姿を見たからなのかな?



梨恋ちゃんさっきから紺野君の事ガン見してるし(笑)。




今日の梨恋ちゃんはいつもストレートの髪をふわっと巻いて私服も頑張っている様子はなく至ってカジュアルな服だった。



「梨恋の髪の毛くるくるだねー。これどうやってやってんの?」



紺野君が梨恋ちゃんの髪の毛を興味津々で見ている。



そんな紺野君の行動にますます顔が赤くなる梨恋ちゃん。