事故から3日が経った。


あたしはその3日間、学校を休みずっと永遠に付き添っていた。




『少しぐらいは食べなさい』



そう言って、お母さんはおにぎりを渡してくれるけど食べる気がしない。


一回だけ食べようとしたけど、喉を通らずむせてしまった。



あたしは永遠がしていてくれたように、ずっと手を握りしめる。


永遠の元を離れることは、ほとんどない。



何で目を覚まさないの?



早く目を覚ましてよ!!




そう思っても、永遠はピクリとも動かない。




ねぇ、永遠もこんな思いをしていたの?


あたしが目を覚まさなかった時。




不安で胸が押しつぶされそうで、早く目を覚ましてほしくて。



永遠の笑顔が見たくて……。