永遠は何かに縛られてるの?



って、やっぱり考えすぎかな。



人それぞれ感じ方も考えることも違うんだから。





そう自己完結しようとしても、再び現れるあの時の永遠の表情。






「さっきからすごく考えてるみたいだけど、この問題そんなに難しいかしら?」




頭上からそんな声が降ってくる。


え?



あたしは顔を上げて、声の聞こえた方を見る。


そこには、英語担当の若い女の先生。




あ、今って英語の時間だっけ?



その前に今授業中ってことすら忘れてた。