あたしは永遠に、今までの流れを全て話すことを決心した。


そろそろ話そうと思ってたし、永遠には聞いてほしいって思うから。



永遠はあたしの話す内容を何となく分かったのか、静かに頷いた。




そして、あたしはあの日の流れを話始めた。




テストで赤点を取って、お母さんに幻滅されたこと。


お姉ちゃんにヒドイことを言われたこと。


お父さんに恥さらしと言われたこと。


両親のあたしの押し付け合い。


彼氏に助けを求めに行ったけど、親友と浮気をしていたこと。



あたしは全て話した。


家を出て繁華街に行き、そこで永遠に出会ったこと。



それから、家に帰った時に別居すると言われたこと。




話している時、左手首が疼き痛くなる。


声が震える。

机に置いてる手も震える。



そんなあたしの手にそっと、自分の手を重ねてくれる。



だから、続ける。


昨日お姉ちゃんと話したことを。