「夏恋かわいい!!!」

ミーティングが終わって夏恋ちゃんに抱きつく咲羅。

二人はもう仲良くなったらしい。

「奈未ー!!夏恋プニプニしてて気持ちいいぞー!!」
「なっ!!!私が太ってるみたいなこと言わないでください!!!」
「ちげーよ。ほっぺがプニプニしてるってだけだよー」

怒ってる夏恋ちゃんに大して咲羅はずっと抱きついている。

「咲羅…。なんかレズみたい…」

私がボソっと呟くと

「レズじゃない!!!女の子が好きなだけだしー」
「それをレズって言うんだけど…。」
「レズでも何でもいいー!!」
「とにかく夏恋ちゃん離してあげなよ…」

咲羅はしぶしぶ夏恋ちゃんから手を離した。

「さて、水持ってこよ?」

夏恋ちゃんが水筒を持って聞いてくる。

「うん。行こっか」

私達も水筒を持って外に出た。