[完]バスケ王子に恋をして。

最後のほうは俺と羽切の戦いだったけど結果は羽切のチームに1点もあげず、俺のチームが勝った。

そしてまた奈未のほうを見てみると口を開けて唖然としている。

「ぷっ」

俺は思わず笑ってしまった。

コートから出ると日向が
「お疲れー!!」
と言ってスポーツドリンクを持ってきてくれた。
「ああ。サンキュー。次、がんばつて来いよ」

日向の肩を叩いて笑いかけた。

次のゲームは日向が出る。

「ああ。じゃ、行ってくるわー」

日向はコートにあがっていった。