「可愛いでしょー?竜基に似て目が大きいの」
「へー……男の子だったっけ?」
「そうよ」
「名前は?」
「蓮(れん)っていうのー♪」
友絵ちゃんに聞いたのに美姫が答えた。
「蓮かー……いい名前だね」
「でしょー?美姫が選んだんだよー?」
「え?」
驚いてお兄ちゃん見ると……
「どっちがいいと思うって聞いただけ。最終的には友絵と二人で選んだ」
と苦笑いしながら答えた。
ですよねー……。
「抱っこする?」
「いいの?」
「もちろん」
友絵ちゃんは私に蓮を腕に抱かせてくれた。
「小さいー……」
蓮は気持ち良さそうに私の腕の中で眠っている。
こんなに赤ちゃんって可愛いんだ……。
きっと葵と湊と子供も可愛いんだろうなー……
なんて思っていると……
「ねぇねぇ、奈未ちゃん遊ぼ?」
と美姫が私をツンツンとする。
「いいよ?」
私は蓮を再び友絵ちゃんに渡して美姫と二人でいろいろと遊んだ。
遊び疲れたのか美姫も寝ちゃったから私は美姫の隣で頭を撫でていると……
「奈未……ちょっと」
お兄ちゃん呼ばれたのでお兄ちゃんの元に行った。
「何?どうしたの?」
「明日バスケの開幕戦があるんだ……来る……よな?」
私は迷いながらも
「うん」
と答えた。
「そっか……実はな……俺と春樹の対戦チームに海斗がいるんだよ」
「……え?」
____「もう二度と私と春樹の前に現れないで!!」
私が強く突き放した海斗と会うの……?
「どうする?奈未が海斗に会いたくないなら明日の試合は来なくてもいい……でも……俺は今しかないと思うんだ」
「……え?」
それ……どういう……
「奈未このまま海斗と一生このままでいいのか?」
「……なんでそんなこと聞くの?」
「……あいつ……この開幕戦でバスケ辞めるんだ」
「……え?」
私は一瞬息が止まった。
「あいつ……靭帯(じんたい)を昨シーズン壊してもうバスケは出来ないらしい……だから最後に開幕戦だけ出させてくれって監督に頼んだらしいぞ」
「そんな……」
だって……あんなにバスケ好きだったのに……小さい時からずっとお兄ちゃんみたいに上手くなるって言ってたのに……
あんなに二人で夜遅くまで練習してたのに……。
もうバスケが出来ないなんて……
「だから……俺は明日、ちゃんと海斗話し合ってから春樹に会うのがいいと思うぞ?」
「でも……」
海斗のことあんな酷く突き放しちゃったし……もう幼なじみじゃないのに……。
今さら話せって言われても……。
「あいつ言ってたぞ?奈未を弱くしたのは俺だって」
「……え?」
「奈未が名古屋に行ったことも知ってた。きっと春樹が教えたんだろ」
え……?春樹が……?
「あいつら今めっちゃ仲いいんだよ……春樹と海斗はライバルでもあったし良き友でもあるし……だから開幕戦海斗は出て春樹と戦いたいんだとよ……」
海斗がそんなふうに思ってるなんて……私今まで何を誤解していたんだろ……。
「お兄ちゃん」
「ん?」
「私……明日行くよ!!二人に会ってくる!!」
私は真っ直ぐお兄ちゃんの目を見てはっきりとそう言った。
「だな。わかった。海斗には会うって言っておくけど春樹には内緒にしておくな?」
「うん……ありがと」
私は胸の不安と興奮を抑えながら明日を待った。
「へー……男の子だったっけ?」
「そうよ」
「名前は?」
「蓮(れん)っていうのー♪」
友絵ちゃんに聞いたのに美姫が答えた。
「蓮かー……いい名前だね」
「でしょー?美姫が選んだんだよー?」
「え?」
驚いてお兄ちゃん見ると……
「どっちがいいと思うって聞いただけ。最終的には友絵と二人で選んだ」
と苦笑いしながら答えた。
ですよねー……。
「抱っこする?」
「いいの?」
「もちろん」
友絵ちゃんは私に蓮を腕に抱かせてくれた。
「小さいー……」
蓮は気持ち良さそうに私の腕の中で眠っている。
こんなに赤ちゃんって可愛いんだ……。
きっと葵と湊と子供も可愛いんだろうなー……
なんて思っていると……
「ねぇねぇ、奈未ちゃん遊ぼ?」
と美姫が私をツンツンとする。
「いいよ?」
私は蓮を再び友絵ちゃんに渡して美姫と二人でいろいろと遊んだ。
遊び疲れたのか美姫も寝ちゃったから私は美姫の隣で頭を撫でていると……
「奈未……ちょっと」
お兄ちゃん呼ばれたのでお兄ちゃんの元に行った。
「何?どうしたの?」
「明日バスケの開幕戦があるんだ……来る……よな?」
私は迷いながらも
「うん」
と答えた。
「そっか……実はな……俺と春樹の対戦チームに海斗がいるんだよ」
「……え?」
____「もう二度と私と春樹の前に現れないで!!」
私が強く突き放した海斗と会うの……?
「どうする?奈未が海斗に会いたくないなら明日の試合は来なくてもいい……でも……俺は今しかないと思うんだ」
「……え?」
それ……どういう……
「奈未このまま海斗と一生このままでいいのか?」
「……なんでそんなこと聞くの?」
「……あいつ……この開幕戦でバスケ辞めるんだ」
「……え?」
私は一瞬息が止まった。
「あいつ……靭帯(じんたい)を昨シーズン壊してもうバスケは出来ないらしい……だから最後に開幕戦だけ出させてくれって監督に頼んだらしいぞ」
「そんな……」
だって……あんなにバスケ好きだったのに……小さい時からずっとお兄ちゃんみたいに上手くなるって言ってたのに……
あんなに二人で夜遅くまで練習してたのに……。
もうバスケが出来ないなんて……
「だから……俺は明日、ちゃんと海斗話し合ってから春樹に会うのがいいと思うぞ?」
「でも……」
海斗のことあんな酷く突き放しちゃったし……もう幼なじみじゃないのに……。
今さら話せって言われても……。
「あいつ言ってたぞ?奈未を弱くしたのは俺だって」
「……え?」
「奈未が名古屋に行ったことも知ってた。きっと春樹が教えたんだろ」
え……?春樹が……?
「あいつら今めっちゃ仲いいんだよ……春樹と海斗はライバルでもあったし良き友でもあるし……だから開幕戦海斗は出て春樹と戦いたいんだとよ……」
海斗がそんなふうに思ってるなんて……私今まで何を誤解していたんだろ……。
「お兄ちゃん」
「ん?」
「私……明日行くよ!!二人に会ってくる!!」
私は真っ直ぐお兄ちゃんの目を見てはっきりとそう言った。
「だな。わかった。海斗には会うって言っておくけど春樹には内緒にしておくな?」
「うん……ありがと」
私は胸の不安と興奮を抑えながら明日を待った。

![[完]Dear…~愛のうた~](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.797/img/book/genre1.png)