来たのは二人の寝室の前。
「中に入って見て?」
「え?」
「いいから」
私はゆっくりと扉を開けた。
「っ……!!」
そこにはたくさんのNANAのCDとグッズが置いてあった。
「これ……」
驚いてパパを見ると
「家族みんなで集めてるんだ。もちろん竜基もな?」
みんな……私の存在に気づいていたんだ……
私は……どこにいても支えられてる……
そう思うと死にたいなんて思っていたことがばかばかしく思えてきた。
「だから……これからもNANAとして頑張ってね?」
私はその場で泣き崩れた。
「うん……ありがと……」
私はいつになっても支えられて生きてるんだ……。
決して……一人じゃないよ……?
違う世界でも……私はみんなに支えられてるんだ……。
_______
あれから2ヶ月……。
私は夏恋や日向くん、葵や湊などたくさんの知り合いに自分の姿を話した。
夏恋なんか私の大ファンだったのに気づかなかったって号泣してたし……。
葵は私の歌を聞いたことあるからなんとなくわかっていたらしいけど……。
本当みんなには迷惑掛けたな……なんて反省している。
それに葵と湊は結婚していて葵は妊娠4ヶ月なんだとか……。
夏恋はパティシェの見習いとして働いており、日向くんはスポーツ関連の資格を取って今は海斗のいるバスケのチームで健康管理とかしてるとか……いろいろみんなの未来は実現されてるんだなーなんて思って。
でも……私はまだ夢を実現していない……。
ライブだってドームを使わしていただくけどみんな認めてくれるかわからないし……。
仮面を取ることがマスコミに流れて事務所にはいけないし……。
新曲だって出したけどトークしろってネットで叩かれるし……。
私の夢はまだまだ叶えられそうにない……。
私の夢は何かって?
……それはちゃんと春樹に会うこと……。
ライブが終わったら会おうって決めてるんだ……。
だからまだ春樹に私の姿を話していないし……自分から言いたいって言ったから誰も話してないはず……。
それに……たくさん待たせたから……ちゃんとサプライズとしてライブに来てもらう為に咲羅にチケットを渡してもらったから夢は近くまで来ているんだろうけど……
まだ足りないんだ……
私の夢はまだ大きい……。
それを知るれるのは……あと少し経ってから……
「中に入って見て?」
「え?」
「いいから」
私はゆっくりと扉を開けた。
「っ……!!」
そこにはたくさんのNANAのCDとグッズが置いてあった。
「これ……」
驚いてパパを見ると
「家族みんなで集めてるんだ。もちろん竜基もな?」
みんな……私の存在に気づいていたんだ……
私は……どこにいても支えられてる……
そう思うと死にたいなんて思っていたことがばかばかしく思えてきた。
「だから……これからもNANAとして頑張ってね?」
私はその場で泣き崩れた。
「うん……ありがと……」
私はいつになっても支えられて生きてるんだ……。
決して……一人じゃないよ……?
違う世界でも……私はみんなに支えられてるんだ……。
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あれから2ヶ月……。
私は夏恋や日向くん、葵や湊などたくさんの知り合いに自分の姿を話した。
夏恋なんか私の大ファンだったのに気づかなかったって号泣してたし……。
葵は私の歌を聞いたことあるからなんとなくわかっていたらしいけど……。
本当みんなには迷惑掛けたな……なんて反省している。
それに葵と湊は結婚していて葵は妊娠4ヶ月なんだとか……。
夏恋はパティシェの見習いとして働いており、日向くんはスポーツ関連の資格を取って今は海斗のいるバスケのチームで健康管理とかしてるとか……いろいろみんなの未来は実現されてるんだなーなんて思って。
でも……私はまだ夢を実現していない……。
ライブだってドームを使わしていただくけどみんな認めてくれるかわからないし……。
仮面を取ることがマスコミに流れて事務所にはいけないし……。
新曲だって出したけどトークしろってネットで叩かれるし……。
私の夢はまだまだ叶えられそうにない……。
私の夢は何かって?
……それはちゃんと春樹に会うこと……。
ライブが終わったら会おうって決めてるんだ……。
だからまだ春樹に私の姿を話していないし……自分から言いたいって言ったから誰も話してないはず……。
それに……たくさん待たせたから……ちゃんとサプライズとしてライブに来てもらう為に咲羅にチケットを渡してもらったから夢は近くまで来ているんだろうけど……
まだ足りないんだ……
私の夢はまだ大きい……。
それを知るれるのは……あと少し経ってから……