[完]バスケ王子に恋をして。



それから時は流れて今日は夏恋さんとバスケの試合を見る日。

あれから二人は来ていない。

どうしたんだろうって不思議に思うんだ……。

でも今日は春樹に会えるし……いいってことにしておくか!!

「よし!!」

今日はお医者さんから外出許可が出たからたーくさん遊んでこよーっと♪

「奈未ー?」

あ、ママだ!!

頼んだ服かな?

「服持ってきたわよーこれでよかった?」
「うん!!これ!!ありがとう!!」
「じゃあ、楽しんでくるのよ!!」

そういってママは部屋から出て行った。

今日ママに持ってきてもらった服は濃いピンクのチュニックと黒のショートパンツ。

私のお気に入りのコーデでもある。

私は高校に入ると同時にピアスを開けたみたいだから今日はドーナツのピアスを付けて完成!!

なんか……ピアス付けると大人っぽいな!!

なんて思いながらまだヒールは履けないからペッタンコのサンダルを履いて支度はオッケー!!

で、髪を横に流して……前髪をピンで止めて……完璧!!

よし……!!

私は鏡を見てからバックを手に取って病室を後にした。

リハビリの効果でどんどん歩けるようになった足は少し痛い。

ま、いっか。

ロビーにつくとお団子にしばった髪に白のTシャツにカーキーのサロペットを着た夏恋さんがいた。

「か、かわいい……///」

思わず声に出しちゃったし……。

すると声に気がついたのか振り返って走ってくる夏恋さん。

「キャー!!かわいい!!絶対後でプリとろーね!!」
「あ、はい!!」

なんていいながら私達は試合が行われるスタジアムに急いだ。