「ん……」

甘い声が俺を狂わす……。

体を離して奈未を見る。

「俺今日無理かも……」
「ん……私も……」

再び奈未にキスを落としていく。

「ねぇ……もっと……私……春樹が知りたい……」
「俺も……」



俺達は街のホテルに来た。

奈未をゆっくりベッドに倒す。

「奈未初めて……?」
「うん……」

奈未の体は少し震えている。

奈未の手をしっかりと握って

「優しくする……」

そういってキスを落としていく。

「んぁ……」

首元に顔をうずめるとビクッと反応する。

そんな奈未がかわいくて……どんどん行為が進んでいく。

「奈未……大丈夫?」
「ん……ねぇ春樹……もっと知りたいよ……」
「今から教えるって……痛かったら言えよ?」
「うん……」

その答えを聞いて俺達は一つになった。

その瞬間顔を歪ませる奈未。

「痛いか……?」
「うん……でも……幸せ……」

そういった奈未の目から雫が落ちていく。

甘い声が漂う中俺は奈未だけが頭の中に入ってくる。

奈未はしばらくして意識を飛ばした。

隣にいる奈未を見て……俺は幸せだな……なんて思ってた……。

「春樹……」

そう呟いた奈未を優しく包み込み俺も眠りについた。