「竜基……さん……!?」
藤峯竜基だった……。
つか……俺が初めて会った時こんなにいかつかったか……?
「お兄ちゃんそんな間近で顔見せられたら誰でも怖がるよ……」
「そーか?じゃ……」
竜基さんは一歩下がって再び俺の目を見た。
……そういえば奈未の兄貴竜基さんって言ってたな……。
「何かお前見たことあるな……」
……覚えてくれたんだ……。
「はい、俺竜基さんからバスケ教えてもらったんですよ」
「俺から……?」
その場で考え込む竜基さん。
「……悪りぃ……俺海斗にしか教えたの覚えてないわ……」
だろーな……。
だから羽切はバスケが上手いのか……。
「俺竜基さんにこのリストバンド貰ったんですよ?」
俺は腕を捲って赤いリストバンドを見せる。
「それ……!!お前こんなにデカくなったのか!?」
驚いた顔で俺を見る竜基さん。
「はい……あの時はありがとうございました」
軽く頭を下げる。
あの時竜基さんに会ってなかったら今の俺はいないから……。
「まぁ……あんときお前上手かったしな……絶対手抜いてやらねー……」
「……あのさっきから手抜かないとか……俺と何かするんですか?」
「あぁ、……あれ?奈未言ってねーの?」
「言う訳ないじゃん!!本当にやるかわかんなかったし……」
「なら俺から言う」
そういって竜基さんが奈未を指差した。
「お前……奈未の彼氏だろ?」
ードキッ……
何で知ってんだ……あぁ…兄弟だし……奈未が言ったのか……?
「そうですけど……それが何か……?」
「お前……バスケ上手いんだろ?」
いや……上手いんだろ?って聞かれても……
「竜基さんになんて全然及びませんよ」
「ま、いいかその辺は……今日は俺と勝負してもらう」
……は!?
勝負……!?
「何言ってんですか!!竜基さんが俺と勝負しても全く楽しくないし相手にならないですよ!?」
「……別にそんなのどうって事ない」
「はい!?」
「俺はお前とただバスケがしたいだけ。そんな俺の相手になる位だったらとっくにプロになってるだろ」
……いや、そんなことわかってるけど俺はただ嬉しいのと驚いたので動揺しただけ……
「ただ……」
そこで一旦口を閉じる竜基さん。
「ただ……お前が奈未に相応しいか確かめてやるだけだ」
……は?
俺はとっさに隣の奈未を見ると申し訳なさそうに手を合わしている。
「今日は小島先生がいないらしい……まぁ会いたかったけど……その代わりお前と対戦出来るってことだ……すぐ準備して戻って来いよ」
そう言い残して竜基さんは振り返って校舎に向かって歩き出した。
はーーーーー!?
俺はその場で立ち尽くしていた……。
藤峯竜基だった……。
つか……俺が初めて会った時こんなにいかつかったか……?
「お兄ちゃんそんな間近で顔見せられたら誰でも怖がるよ……」
「そーか?じゃ……」
竜基さんは一歩下がって再び俺の目を見た。
……そういえば奈未の兄貴竜基さんって言ってたな……。
「何かお前見たことあるな……」
……覚えてくれたんだ……。
「はい、俺竜基さんからバスケ教えてもらったんですよ」
「俺から……?」
その場で考え込む竜基さん。
「……悪りぃ……俺海斗にしか教えたの覚えてないわ……」
だろーな……。
だから羽切はバスケが上手いのか……。
「俺竜基さんにこのリストバンド貰ったんですよ?」
俺は腕を捲って赤いリストバンドを見せる。
「それ……!!お前こんなにデカくなったのか!?」
驚いた顔で俺を見る竜基さん。
「はい……あの時はありがとうございました」
軽く頭を下げる。
あの時竜基さんに会ってなかったら今の俺はいないから……。
「まぁ……あんときお前上手かったしな……絶対手抜いてやらねー……」
「……あのさっきから手抜かないとか……俺と何かするんですか?」
「あぁ、……あれ?奈未言ってねーの?」
「言う訳ないじゃん!!本当にやるかわかんなかったし……」
「なら俺から言う」
そういって竜基さんが奈未を指差した。
「お前……奈未の彼氏だろ?」
ードキッ……
何で知ってんだ……あぁ…兄弟だし……奈未が言ったのか……?
「そうですけど……それが何か……?」
「お前……バスケ上手いんだろ?」
いや……上手いんだろ?って聞かれても……
「竜基さんになんて全然及びませんよ」
「ま、いいかその辺は……今日は俺と勝負してもらう」
……は!?
勝負……!?
「何言ってんですか!!竜基さんが俺と勝負しても全く楽しくないし相手にならないですよ!?」
「……別にそんなのどうって事ない」
「はい!?」
「俺はお前とただバスケがしたいだけ。そんな俺の相手になる位だったらとっくにプロになってるだろ」
……いや、そんなことわかってるけど俺はただ嬉しいのと驚いたので動揺しただけ……
「ただ……」
そこで一旦口を閉じる竜基さん。
「ただ……お前が奈未に相応しいか確かめてやるだけだ」
……は?
俺はとっさに隣の奈未を見ると申し訳なさそうに手を合わしている。
「今日は小島先生がいないらしい……まぁ会いたかったけど……その代わりお前と対戦出来るってことだ……すぐ準備して戻って来いよ」
そう言い残して竜基さんは振り返って校舎に向かって歩き出した。
はーーーーー!?
俺はその場で立ち尽くしていた……。

![[完]Dear…~愛のうた~](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.797/img/book/genre1.png)