[完]バスケ王子に恋をして。

でも……!!

「言わないと何も変わらないから……!!」

言うよ……。

私……何があっても海斗に言う!!

春樹と約束したんだから!!

「じゃ、頑張って!!私さっきも言ったけどずっと奈未の味方だからね?何かあったらちゃんと言ってね?」
「うん!!」



私達は先生にこっぴどく怒られてから2時間目の授業に途中参加した。

……夏恋も怒られたのかな……?

そのとき斜め後ろの春樹と目が合った。

春樹は心配そうにこっちを見ているけど……私は恥ずかしくてそのまま席に座ってしまった。

……私のバカ……チャンスだったのに……

ちゃんと素直になれよ……!!

「……い!!おい!!奈未!!」

自分に説教していると後ろから小声で春樹が呼んでいる。

でも……

「キャア!!」

びっくりしすぎて私は思わず大声を出して立ち上がってしまった。

「あ……」

みんなの視線は痛い程私に向けられている……。

咲羅を見ると笑いそうになっているのを頑張ってこらえている……。

春樹は呆れて笑っている……。

「おい!!藤峯!!今は授業中だぞ!!集中しろ!!遅れて来てその態度はなんだ!!」
「す、すいません……」

私の顔が赤くなったのは言うまででもない……。