[完]バスケ王子に恋をして。

「ちょ……!!春樹降ろして!!」
「その足で歩けんのかよ?」
「……でも私重いし「全然重くないし。つか、さっき言っただろもっと食えって」

軽過ぎて怖いんだけど……

ま、背ちっちゃいしな…

「じゃ、帰ろっか」

咲羅が歩き出す。

「え!?……ちょ!!この体制で!?」
「いいだろ?春樹持ってくれてるし」
「でも……」

何か言いかけてチラッと俺を見てくる奈未。

顔が近距離だから近いし地味に上目遣いしている……。

ヤバい!!

俺は咄嗟に横を向いた。

すると横にはニヤニヤして俺らを見ている日向と夏恋ちゃんがいた。

「……春樹……?」
「何でもねー…つか、ここ降りるぞ?」

足を出そうと思った瞬間

「待って!!」

奈未が俺を止めた。