「奈未……」

頼む!!無事でいてくれ!!

そう思いながら辺りをさっきより真剣に見渡した。

すると俺の目に岩の上で倒れ込んでいる人が入ってきた。

まさか!!

俺は急いでその人の元へ行く。

近くに行くと花柄の水着にボーダーのパーカーを着ている。

その瞬間俺は奈未だと気付く。

「奈未!!」

俺は叫んで奈未の元に駆け寄る。