[完]バスケ王子に恋をして。

そんなこんなで約ニヶ月がたった。

「暑ーーい」

夏恋がワイシャツを引っ張って仰ぐ。

「もう6月の終わりだもんねー」

相変わらず咲羅と春樹は続いている。

私はその二人を応援しながら本当の気持ちを隠している。

夏恋は日向くんに夢中で今度デートするらしい。

「ねー奈未ーー!!デートの服何にしたらいいのー?」

困った顔で私にすがりつく夏恋。

もちろん私と夏恋の絆も深くなった。

「暑いー!!ってかそんなの自分で決めなさいよー」
「だってー!!センスないしー!!」
「んー……じゃ、今日買いに行こうか?」
「うん!!行く行く!!」

急に笑顔になった。

うー!!かわいい!!

「じゃあ部活終わったら校門で待ってる」
「りょーかい!!じゃあ私、部室行くね」

今日の部活はマネージャーの代表ミーティングが行われる。

夏恋は一年生の代表だから制服のまま会議室に行く。

「じゃーねー」

手を振って夏恋と別れた。