「…そうだね」 「音も大きいから、近くにいないと、声も聞きにくいですね」 「それは、誘ってるの?」 「え、ちょっ」 腕を掴まれ、そのまま抱きしめられてしまう。よりいっそう近寄った距離に胸を高鳴らせながら、彼の腕を受け入れて身を委ねた。 彼の銀色の髪の毛が身体にふれ、海鈴さんの心臓の音が聞こえる。 ・