「もういい。話してられん!俺は帰る!!」 「ちょっ、フェイラン」 呼び止めようとした時には遅く、フェイランは素早くその場から立ち去った。 「怒らせてしまった、かな」 真っ赤になっていたフェイランを思い出すとおかしく海鈴は笑みを零す。そんな海鈴の頬も少し赤く染め上がっていた。 「尊敬か…最高のほめ言葉だよ」 その声が冷たい牢獄に響いた。 .