ルーテルの自分に対する愛は狂愛を越えている。 それは、グレンも海鈴も分かっていたが、なにも言えないでいた。 その狂った愛が襲うだけでなく、薬まで盛られるのは予想外で…。 「悪かったよ」 小さく呟き、流れる汗を彼が拭うといのりは寝返りをうち、グレンの手を握った。 寝ぼけているのか、ありえない行動にグレンは彼女の手を握り返せば彼女の頬がほころぶ。 ・