そっと、彼の胸元の服を握り、その胸に寄り添うように耳を当てればグレンさんの胸もドキドキしている。 海鈴さんと同じ、ドキドキ。いつも私を抱くときのように鼓動が速い。 そんな彼に抱かれていると、グレンさんはそのまま会場にはいり周りの神様の視線を受けるがそれを完全に無視して真っ直ぐ呉羽さんがいる玉座に向かった。 「呉羽」 「…え?」 誰かと話している呉羽さんを見つけるなり割り込むように名前を呼び、振り向いた呉羽さんは私達を見つめる。 ・