二重人格神様~金と碧の王~



「そうですか」と、返しそのままうつ向くと彼は…そんな私に疑問を持ったのか首を傾げる。


「逃げないのか?」

「え?」

「いつも俺が現れると睨んで、態度が変わる。今日は随分としおらしいじゃねぇか」


いや、そんなつもりはない。ただ、それは無意識にしてしまっていることだ。


グレンさんのこと、よく思ってないもの。最近は、いや、この前のことから、それは変わったけど、体調が優れない時に逃げることなど出来ない。