二重人格神様~金と碧の王~



海鈴さんのことで色々あったのに、本質は悪い方ではないのかも。


ただ、海鈴さんが好きなだけ。私とおなじ。



そんなことを考え、私は額を押さえながら顔を上にあげた。



それにしても、さっきよりなんだか気分がわるい。心なしか吐き気がする。


「…う」


なんで、突然こんなことになったんだろう。


あやしいものなど食べてはない。


ルーテルさんがくれたあの飲み物もあやしくはないと思う、彼女も飲んでいたから。本当に飲み過ぎただけなんだろうか。



胸元を叩き少しでも気分を紛らそうとするがあまり意味がない。頭も痛くなるし、罪悪。