「お水でも、お飲みになります?ごめんなさいね。飲ませすぎたみたい。それとも、具合悪かったのかしら?ただの、ジュースですのに」
「大丈夫、ですよ…」
「そう?あ、でも、そのまま海鈴さまのもとに戻るのは良くないわ。あそこで、お休みにならない?」
ルーテルさんが指差すのは、階段を下りた先ににある、噴水。
人魚のオーナメントがあり、三段階になって水が出ている。
誰もいないし、熱い身体を冷やすには最高の場所だ。
「そう、ですね…じゃあ、5分だけ」
「えぇ、あ、お手をどうぞ。支えますわ」
「ありがとう、ございます…」
差し出された手を握ると、そのまま私の手をひき、噴水の所までいきと私を座らせ彼女は正面にたつ。
・


