二重人格神様~金と碧の王~



「そうで、すか。羨ましいです」


「そう思う?」

「はい」

「そう。なら、いのりさんも躍りに行きましょう?」

「あ、はい…って、えぇっ!?」


私も一緒に?!

つい頷いてしまい、慌てて言い直そうとすればルーテルさんはニコリと微笑み私の腕を掴んだ。


「そう言って頂けて嬉しいですわ!では、いきましょう?あちらに、アレスの姿を見かけましたから、付き合わせましょう」


ちょ、ちょっと、待って。


「あの、わたし…」


「さぁ、行きますわよ」


必死の抵抗もむなしく、私はルーテルさんに連れられるまま、会場に戻った。