二重人格神様~金と碧の王~



「…あ」

ブルーではない。金色の瞳に思わず身体が固まり動けないでいると、不機嫌そうに彼が言う。



「なにをする」

や、ヤバイ。勢いで抱き付いたが、グレンさんのことは考えてもなかった!


慌てて、グレンさんから離れ数歩下がるとチッと舌打ちしながら、振り替える。


「お前、腹立つ」

「す…すみま、せん」


だって、だって…本当に、つい…


頭を下げるもの、グレンさんは不機嫌な顔で私を睨みつけると、そのまま手を伸ばし私の胸ぐらをぐっと掴む。


「なんだよ。その顔。何回間違えば気がすむ。必要以上に俺に触るな」

乱暴に私を突き飛ばし、よろける私を無視して散らばった沢山の資料をかき集め始めた。