二重人格神様~金と碧の王~



「なに?また、キスをするつもり?」


「そ、そうじゃなくて…」


海鈴さんと、約束をしたから…彼には色々と嫌なことをされたけれど、海鈴さんの為にも向き合わないといけない。


掴まれた腕を引けば以外にもあっさり離され、そのまま後ろで手を重ねゴクリと息を飲む。


「あの」


「なんだよ。余計な接触をしようとするな。お前と馴れ合うつもりはない。馴れ合いたいなら海鈴とやってろ。あ、いや、なんて、ほぼ毎日楽しくしてるもんな?俺のおかげじゃねぇか」



鼻で笑い、私が持ってきた資料を手にすると金色の瞳でそれを見る。