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『じーじ』


『はい、どうしました?グレン様…』



『俺は…いらない存在なの?』



それは、何十年も昔のこと



ある世界にゴールドの瞳をもった男の子がいて、その子のそばには白いひげをはやした老人がいた



『そんなことは、ありません。どうされたのですか?突然



『だって、みんな、俺を軽蔑の眼差しで見るんだ…それに、俺を悪魔だって』



『…』


『俺は…悪魔なの?神様じゃないの?』




僅かに潤んだ涙を必死におさえ、男の子は老人を見つめる



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