私が教室に戻ると
周りからの視線が痛かった
コソコソ言って
バカみたい。
だから、人間は嫌いなんだょ…
「気にすんなっ」
隣のやつが生意気な事
言ってきやがった。
『生意気…』
本当は嬉しかった
私は昔から敵を作るのに
慣れてるから…
味方なんていなかった。
てか、いらなかった
だから、こんな風に
言ってくれる人が初めてで
嬉しかった。
ちょっとは見直した…かなっ
そんなこんなで
HRは終わっていた
私が帰ろうと鞄に
手をかけると、
ガシッ
は?
隣のやつが私の手首を掴んでいた。
『なに?』
「行こっか?」
はい?
『どこに?』
「いいからいいから!」
そう言って
私は引きずられるようにして
教室を出た。
振りほどこうとしたけど
やっぱり男の力には勝てなかった。
ガラガラ〜
ついた教室には
【特別室】と書かれていた。

