彼女は今、夢の中

俺は分かってたのだ
この時からずっと分かってたのだ

俺はずっと彼女を待っていた
そうしてこれからも待ち続けるだろうことも

そうして肝心の彼女はほとんど忘れていくことも


彼女はあたたかい

あっちでは彼女のそばにはたくさんのヒトがいる
彼女の手を握るヒト
彼女のそばを通り過ぎるヒト
見つめるヒト
一緒に笑うヒト

そうして そのヒトと一緒にきらきらして笑う彼女

彼女はあたたかいのだ

彼女は「夢」の中で、毎日を必死に生きている
楽しいときも 辛いときも
悲しいときも 幸せなときも


だから俺はここでずっと待っているよ
ここが本当の意味での「こころ」を休める場になればいいな