彼女は今、夢の中


私は何も分かっていなかった
"これ"に終わりがあること
どれほど尊い瞬間かということ

まるで花のように一瞬の儚い そして美しい
涙が出るような"ここ"で

彼は今も待ち続けていること
たまに会いに行っては包んでくれること


そうしてまたどうしようもなく会いたくなること
全ては決められていたこと


きっとこれからも


彼は今、夢の中