彼女は今、夢の中

とても不思議な話だ
握っていないはずなのに温かい
触れてないはずなのに感じるのだから

力無き私は、彼を繋ぎとめることも出来ない
偶然 本当に偶然 突然現れるだけなのだ


彼は待っているのか
あの場所でずっと待っているのか

私はいつも道を間違えて、たどり着けない
ずっと道に迷ってばかりで抜け出せない


どこを歩けば彼に繋がるのか
毎晩、毎晩 ただ願うことしかできない

私は待っているのだ
きっとどうしようもないのだ

どうかもう一度会いに来てほしい
それが、あなたへの唯一の甘えだから